【巽】 12画 (9)  準1級

旧字体 12画 (9) 1級


[音] ソン
[訓] たつみ
ゆず

《意味》

  1. 周易の八卦の一つ。表面が強いのに中の柔順な意を含み、風に当てる。
  2. たつみ。南東の方角。
  3. へりくだる。小さくなって遠慮する。「遜」に当てた用法。

【巽位】そんい

東南の方角。たつみ。

【巽言】そんげん

優しい言葉。
「巽言の重みに感服する」
「師の巽言に深さを知る」
「巽与の言」

【巽与の言】そんよのげん 

へりくだってうやうやしく、慎み深く人に逆らわない言葉。
優しくして逆らわないように諭し導く言葉。
「巽与」は人に譲る意。
「巽言」

【巽】たつみ

方角の名。辰と巳との間。東南。
「辰巳」とも書く。

《字源》

(そん)(そん)+(き)
は神殿の前の舞台。
は二人並んで舞楽する形。
その舞楽で神に捧げる意。そのことをという。
神に食べ物を捧げることを「饌」という。

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