【】 22画 魚(11) 準1級
[音] | セツ |
[訓] | たら |
《意味》
たら。海にすむ魚の一種。
国字だが中国でも使われる。
【鱈】たら
タラ科に属する魚の総称。日本近海にはマダラ・スケトウダラ・コマイの三種がいる。
Wikipedia「タラ」
「大口魚」とも書く。
【鱈子】たらこ
タラの卵巣。
特にスケトウダラの卵巣を塩づけにした食べ物。ふつう、食紅で着色してある。
【鱈場蟹】たらばがに
タラバガニ科の甲殻類。甲が大きい。歩く足は三対で腹部が柔らかい。
Wikipedia「タラバガニ」
タラの取れる漁場にいることから。
「多羅波蟹」とも書く。
【鱈腹】たらふく
腹いっぱい。
「ごちそうを鱈腹食う」「鱈腹つめこむ」
「鱈腹」は当て字。
【介党鱈】すけとうだら
タラ科の深海魚。北太平洋・日本海・オホーツク海などに分布。
Wikipedia「スケトウダラ」
「助宗鱈・助惣鱈(すけそうだら)」ともいう。
【出鱈目】でたらめ
物事や言行などの筋が通らないこと。でまかせでいいかげんなこと。
【無闇矢鱈】むやみやたら
「むやみ」を強めた語。
「無闇矢鱈にしかりとばす」
【滅多矢鱈】めったやたら
むやみなこと。めちゃくちゃなこと。
「滅多矢鱈に走りまわる」
【矢鱈】やたら
正当な根拠や理由がなくいいかげんなようす。また、程度がなみはずれてひどいようす。むやみ。みだり。
「矢鱈に腹が立つ」
「矢鱈」は当て字。