【梯】 11画 (7) 準1級


[音] タイ
  テイ
[訓] はしご
   

《意味》

  1. はしご。きざはし。
  2. 手引き。

【梯形】ていけい

向かい合った辺の一組が平行な四辺形。台形の旧称。

【梯でいご

マメ科の落葉高木。インド原産。江戸時代に渡来。観賞用に沖縄などの暖地で栽培する。鮮やかな赤色の蝶形花を密生する。
「でいこ」とも読む。
「梯」とも書く。
植物園へようこそ!デイゴ

【梯子・梯】はしご

  1. 寄せかけ、またはつるして、高い所に登る道具。二本の長い材に幾本もの横木をつけて足掛かりとしたもの。「梯を外される」
    「楷梯」「楷子」「雲梯(うんてい)
  2. 階段。きざはし。
  3. (比喩的に)ある目標に至るまでの過程・段階。
  4. 「はしご酒」の略。次から次へと店を変えて酒を飲むこと。はしご。

【雲梯】うんてい

  1. 中国で、城攻めに使う長いはしご。くものかけはし。
  2. 子供の体育施設の一種。金属パイプを横にして、両端を高い柱に支えたもの。子供はぶら下がったり、上に立ったりして渡る。くもばしご。

【階梯】かいてい

  1. 階段。ひゆ的に、段階。
  2. 転じて、学問や芸術を学ぶ初めの段階。初歩。入門。手引。古風な書物の題などにつけることもある。「仏語階梯」「論理学階梯」

【舷梯】げんてい

乗り降りするため、船の側面に設けるはしご。ふなばしご。タラップ。

般雲梯】ろはん(の)うんてい

魯の名工の魯般が作った雲間で届く高いはしご。
「雲梯」は雲に届くほど高いはしご。敵城を攻めるのに用いた。
魯般は春秋時代の魯の優れた大工。公輸班のことともいわれる。機械を作るのに巧みであった。魯班ともいう。
魯般之巧(ろはんのこう)

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