【砥】 10画 (5) 準1級


[音]
[訓]
  といし
 
  みが

《意味》

  1. と。といし。
  2. とぐ。刃物をとぐ。刃物をみがく。
  3. たいら。たいらにする。

【砥しれい

  1. 砥石。砥石で研ぎ、みがく。
  2. 学習・修養につとめはげむこと。

【砥】

といし。

【砥石】といし

刃物をとぐための石。

【砥草】とくさ

トクサ目の常緑性シダ植物。山中の湿地に自生。観賞用に庭園などに植える。
乾燥させた茎は細工物などを磨くのに使用。
Wikipediaトクサ
「木賊」とも書く。

【砥の粉】とのこ

砥石を切り出すときにできた粉。また、粘土を焼いて作った粉。
刀剣をみがいたり、漆器の下ぬり、柱の色づけなどに用いる。

【粗砥】あらと

刃物を荒く研ぐのに用いる質の粗い砥石。
「荒砥」とも書く。

【磨礱砥礪】まろうしれい

知らず知らずのうちに物が磨滅すること。
「磨礱」は研ぎ磨くこと。「砥」は砥石(といし)。「礪」は粗い砥石。

《字源》

声符は「氐(てい)
「氏」は曲刀で、「氐」は曲刀の刃を研ぐ形。

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