【寅】 11画 (8)  準1級


[音] イン
[訓] つつし
とら

《意味》

  1. つつしむ。緊張して体をまっすぐ伸ばし、居住まいを正す。
  2. とら。十二支の三番め。時刻では午前四時、およびその前後の二時間、方角では東北東、動物では虎、五行では木に当てる。

【寅畏】いんい

慎み、恐れること。かしこまること。

【寅】とら

  1. 十二支の三番目。年・日・時刻・方位などに当てる。
  2. 昔の時刻で、午前四時。または、午前三時から五時まで。「寅の刻」
  3. 昔の方角で、東から北へ30°寄った方角。東北東。

【丑寅】うしとら

方角を十二支に当てていうときの丑と寅との中間の方角。北東の方角。鬼門に当たる。
「艮」とも書く。

同寅どういん

同じ官職についている役人。同僚。
「寅」はつつしむ意で、同じく職務をつつしむ人の意。臣下がともに天子のために、つつしんで勤務する意から。

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