【紐】 10画 (4) 準1級


[音] ジュウ
  チュウ
[訓] ひも
 
   

《意味》

  1. ひも。糸をひねって組みあげたひも。
  2. むすぶ。ひねってむすびつける。むすびめ。

【紐帯】ちゅうたい

  1. 物と物、人と人とを結びつける役割をする大事なもの。
  2. 血縁・地縁・利害など、社会の構成員を結びつけている、社会構成上の種々の条件。
「じゅうたい」とも読む。

【紐育】ニューヨーク

  1. アメリカ合衆国の東部の州。同国の経済・文化の中心。独立一三州の一。
  2. アメリカ合衆国、ニューヨーク州にある同国最大の都市。大西洋に注ぐハドソン川の河口に位置する港湾都市。
Wikipediaニューヨーク

【紐】ひも

  1. 糸より太く、綱やなわより細い、長い線状の繊維製品や紙・革など。物をしばったり、つないだりするもの。
  2. 背後にあって、それに条件をつけたり、支配し操ったりすること。何らかの制限を加えて、自由を奪うもの。
    「紐つきの援助」
  3. 女を働かせて金をしぼり取る情夫を俗にいう語。

【紐革饂飩】ひもかわうどん

革紐(かわひも)のように平たく打ったうどん。きしめん。

【紐解く】ひもとく

本を開いて読む。読書する。
(ちつ)を紐解く」(巻物のひもをほどいて広げる)意から。
く」とも書く。

【解紐】かいちゅう

  1. しばった(ひも)をときゆるめること。
  2. 権威が衰え政治が乱れることのたとえ。
  3. 役人をやめること。印を解くこと。

《字源》

声符は(ちゅう)
は指先に強く力を入れて、ものを執る形。
「又(ゆう)(手)の字形の、爪を立てている形。
糸を強くしめることを「紐」といい、印のつまみを「鈕」という。また鼻を強く打って鼻血を出すことを「衄」という。
みんな指に力を加える意がある。
:左から「又」の甲骨文字・篆書。
:左からの甲骨文字・篆書。

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