【謬】 18画 言(11) 準1級
同字【】
[音] | ビュウ |
[訓] | あやまる |
《意味》
あやまる。あやまり。言いまちがう。たがう。まちがい。
【謬る】あやまる
失敗する。間違う。「誤る」
「繆る」とも書く。
【謬見】びゅうけん
間違った意見。あやまった見解。
「繆見」とも書く。
【謬説】びゅうせつ
間違った説。あやまった説明。口から出まかせのでたらめな言葉。
「繆説」とも書く。
【謬悠の説】びゅうゆうのせつ
でたらめで取り留めのない考え方のこと。
「謬悠」はでたらめで根拠のないこと。
「荒唐無稽」
【過謬】かびゅう
あやまち。しくじり。
【誤謬】ごびゅう
あやまり。まちがい。
【錯謬】さくびゅう
あやまる。まちがえる。また、あやまり。間違い。
「錯繆」とも書く。
【無謬】むびゅう
理論や判断などに誤りがないこと。
「無謬性」「無謬の真理」
《字源》
声符は「(りょう)」。「」には「謬・繆(びゅう)」声がある。
「」は両翼と尾羽の形。風の音を表す擬音語。
:「」の金文。
《字体》
「羽」の部分について、唐代の楷書では隷書の頃から「」で書かれているものが多く、「」の形で書かれたものはごく少数。
手書きの楷書では「」と書いて差し支えない。