【沃】 7画 (4) 準1級


[音] オク
  ヨク
[訓] そそ
える

《意味》

  1. そそぐ。水をかけてやわらかくする。
  2. 土地が肥えている。
  3. 外国語の音訳に用いられる。「沃素(ようそ)

【沃懸地】いかけじ

蒔絵(まきえ)技法の一つ。金銀粉を一面に()き、(うるし)をかけて研ぎ出し、金地または銀地に仕立て上げたもの。金地。金溜地(きんだみじ)

【沃ぐ】そそぐ

  1. 水を流し込む。田畑を灌漑する。
  2. 人を心から教え導く。

【沃素】ようそ

ハロゲン元素の一つ。暗紫色の結晶で、海藻(かいそう)などに化合物として含まれる。でんぷんと作用して青紫色になる。医療品・染料などに使う。ヨード。元素記号I
Wikipediaヨウ素   

【沃度】ヨード

沃素(ようそ)」に同じ。

【沃度丁幾】ヨードチンキ

ヨウ素とヨウ化カリウムとをエタノールに溶かした、暗赤褐色の液体。皮膚・創傷の消毒・刺激剤に用いる。ヨーチン。
Wikipediaヨードチンキ   

【沃饒】よくじょう

地味が肥えていて作物がよく実ること。
「沃饒な土地」
肥沃(ひよく)

【沃地】よくち

地味の肥えた土地。作物のよく実る土地。
沃土(よくど)」「沃野(よくや)

【沃土】よくど

地味の肥えた土地。肥土。肥え地。
沃地(よくち)」「沃野(よくや)

【沃野】よくや

地味のよく肥えた平野。
「緑の沃野が広がる」

【沃野千里】よくやせんり

土地のよく肥えた広々とした原。

【啓沃】けいよく

臣下が君主に、正しいと信ずることを申し上げること。

沃】こうよく

土地などがよくこえていること。
「肥沃」

【肥沃】ひよく

土地が肥えていて作物がよくできること。
「肥沃な土地」

【豊沃】ほうよく

地味が肥えて作物がよく実ること。
豊饒(ほうじょう)

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