[音] | ラン |
[訓] | あい |
《意味》
【藍】あい
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【藍子】あいご
アイゴ科の海魚。背びれや尾びれに毒を出す鋭いとげがある。
Wikipedia「アイゴ」
【藍菊】えぞぎく
キク科の一年草。園芸品種名アスターで呼ばれることが多い。
Wikipedia「エゾギク」
「蝦夷菊」とも書く。
【藍綬褒章】らんじゅほうしょう
発明・改良や社会福祉事業など、公益に尽くした人に国が与える、藍色のリボンのついた褒章。
【藍藻類】らんそうるい
下等な藻類の一群。単細胞のもの、糸状体になるもの、群体を形成するものなどがある。
Wikipedia「藍藻」
【藍田生玉】らんでんしょうぎょく
家柄のよい家から立派な子弟の出るたとえ。
「藍田」は陝西省にある山の名で、そこから美玉を産出することで有名。
「藍田玉を生ず」が書き下し文。
【藍碧】らんぺき
藍に近いような青みの強い緑色。あおみどり。
【藍本】らんぽん
【伽藍】がらん
寺院の建物全体のこと。
【甘藍】かんらん
【七堂伽藍】しちどうがらん
寺院として備えるべき七つの建物。また、それの備わった寺院。
ふつう、塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧房・食堂の七堂を指すが、宗派によって異なる。
【出藍】しゅつらん
弟子がその先生よりもすぐれていることのたとえ。
藍草からとった青色が、もとの藍よりも青いという意から。
「出藍の誉れ」
【出藍の誉れ】しゅつらんのほまれ
弟子がその先生よりもすぐれているという名誉・評判。
もとになったものより、そこから出てきたものの方が優れているという意味。
藍草からとった青色が、もとの藍よりも青いという意から。
目上のものが目下のものに対して使う。
「青は藍より出でて藍より青し」「青藍氷水」
【堂塔伽藍】どうとうがらん
寺院の建物の総称のこと。
堂と塔と伽藍。
《字源》
声符は「監(かん)」。「監」に「覧・濫(らん)」の声がある。
「監」は「臥(が)+皿(べい)」。
「臥」は「臣+人」。
「臣」は目の形で、「臥」は人が下を向いてるさまを表す字。
「監」は、下を向き盤水(皿)を覗き込んで姿を映す意の字。
:「臣」の甲骨文字。
:左から「監」の甲骨文字・金文。「一」は皿中の水。