【呂】 7画 (4)  準1級


[音] リョ
[訓]
 

《意味》

日本や中国の音楽で陰(偶数番目)の音階。「律」

【呂翁の枕】りょおうのまくら

人生の富貴栄華のはかなさのたとえ。
昔、盧生(ろせい)という青年が、邯鄲(かんたん)の旅館で、道士呂翁から借りた枕をあてがってうたたねをしたところ、栄華を極めた一生のことを夢に見たが、目がさめてみると、それは宿の主人が黄粱(こうりょう)の飯を炊いている短い間の夢であったということから。
邯鄲(かんたん)の夢」

【呂律】りょりつ

日本音楽で、呂と律をあわせた称。転じて、十二律・音律・音階・調子など、さらには広く音楽理論や音楽そのものをさす。律呂。

【呂宋】るそん

ルソン。フィリピンの最大の島。中心都市マニラ。
Wikipediaルソン

【呂律】ろれつ

発音するときの舌を動かす調子。ことばの調子。
「呂律が回らない」

【九大呂】きゅうていたいりょ

貴重なもの、重要な地位、高い名声などのたとえ。
「九鼎」は中国()の時代に作られた黄金のかなえ、「大呂」は周の時代に作られた大鐘で、ともに宝器。

【語呂】ごろ

  1. 言葉を口にしたときや耳にしたときの調子や続きぐあい。「語呂がいい」
  2. 「ごろあわせ」の略。

【風呂】ふろ

  1. 湯に全身を浸したり、熱気にあたったりして、からだを温め洗うための設備。また、その湯。
  2. 風呂屋。銭湯。湯屋。(公衆)浴場。
    「風呂に行く」
  3. 風呂場。浴室。
  4. 塗りたての漆器を入れて乾かす箱。

【律呂】りつりょ

日本音楽で、呂と律をあわせた称。転じて、十二律・音律・音階・調子など、さらには広く音楽理論や音楽そのものをさす。呂律。

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