【謔】 16画 (9) 1級


[音] ギャク
[訓] たわむれる
ふざける 

《意味》

たわむれる。たわむれ。おどけて冗談をいう。また、おどけ。たわむれ。

【謔れる】たわむれる

冗談を言う。ふざける。おどける。
「戯れる」とも書く。

謔】かいぎゃく

洒落(しゃれ)・冗談などひねったところがあって、笑いやおもしろみを感じさせる言葉。ユーモア。
「諧謔を弄する」「諧謔小説」
(かいぎゃく)

【戯謔】ぎぎゃく

ふざけること。おどけること。

【嘲謔】ちょうぎゃく

笑いものにしてからかうこと。(あざけ)りたわむれること。

《字源》

声符は(虐)(ぎゃく)
「虐」(とら)(つめ)で人に危害を加える形。
「虍」がトラの象形で、がそのツメの形。
篆書にはの右側に「人」が加えられていて、人が危害に遭う形。
「謔」はわるふざけをして人をなぶること。
「虐」の篆書。「人」が加えられている。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】