[音] | ハ |
ヒ |
[訓] | かたよる |
《意味》
【跛行】はこう
【跛鼈千里】はべつもせんり
努力し続ければ、才能の劣った者でも成功することのたとえ。
足が不自由なすっぽんも歩き続ければ、千里も遠くへいく意
【跛立箕坐】はりゅうきざ
無作法なさま。
片足で立ったり、両足を投げ出して座ったりする意。
「跛」は片足で立つこと。「箕」はざるの一種で、両足を投げ出したさまがそれに似ている。
《字源》
声符は「皮(ひ)」。
「皮」は獣の皮を剝ぎ取る形で、傾きかたよるものの意がある。
皮革の全形は「革」。
「革」の半分あたりを手で剝ぎ取っている形が「皮」。
:「皮」の金文。
:「革」の金文。獣の皮を開いた形。