【鰧】 21画 (10) 1級


[音] トウ
[訓] おこぜ

《意味》

おこぜ。魚の名。カサゴ目の海魚のうちオコゼ類の総称。

【鰧】おこぜ

カサゴ目の海魚のうちオコゼ類の総称。ハオコゼ・ダルマオコゼなどがいる。特にオニオコゼをさすことが多い。
Wikipediaオニオコゼ
魚」とも書く。

《字源》

声符は(朕・(よう)
(舟)」は盤、は物を両手で奉ずる形で、は盤中のものを捧げて(おく)る意。
(朕)」は仮借で卜文・金文に一人称所有格として用いられ、「予(よ)」や「余(よ)」と似た音「よう」であったが、秦の始皇帝が「ちん」とよんで天子の一人称となった。
の甲骨文字。

《字体》

の部分は、と書くのが初唐標準字体で、常用漢字でも「勝」「騰」などに採用されている。
手書きで書くときは、この形で統一してかまわない。

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