【忽】 8画 (4) 準1級


[音] コツ
[訓] ゆるが
たちま

《意味》

  1. たちまち。にわかに。いつのまにか。うっかりしているまに。
  2. ゆるがせ。いいかげん。気にとめないさま。気にとめずにほうっておく。しっかりととらえずに放置する。

【忽焉】こつえん

たちまち。にわかに。急にある状態になるようす。
「忽然」

【忽忽】こつこつ

  1. おろそかにして何もしないさま。また、ぼんやりすること。
  2. たちまち。すみやかに。

【忽諸】こっしょ

  1. おろそかにすること。なおざりにすること。
  2. たちまちなくなること。

【忽然】こつぜん

たちまちにおこるさま。にわかなさま。
「忽然と姿を消す」

【忽略】こつりゃく

物事をおろそかにすること。なおざりなさま。

【忽ち】たちまち

  1. 非常に短い時間の内に行われるようす。またたく間に。すぐに。「忽ち消え去った」
  2. ある物事・行為が急に起こるようす。にわかに。「忽ち起こる銃声」

【忽必烈・忽比烈】フビライ

フビライ-ハン(1215~1294)。モンゴル帝国の第五代皇帝。元の初代皇帝(在位 1271~1294)。チンギス-ハンの孫。
Wikipediaクビライ

【忽布】ホップ

クワ科のつる性多年草。雌花穂が成熟するにつれ、(ほう)がのつけ根に粘り気のある黄粉状の腺体(ホップ腺)がつく。これには苦みと芳香があり、ビールに用いる。

【忽せ】ゆるがせ

物事をいいかげんにするさま。なおざりにするさま。
「忽せにする」「一時たりとも忽せにできない」

【軽忽】きょうこつ

軽々しいようす。かるはずみなようす。
「けいこつ」とも読む。
「軽骨」とも書く。

忽】しゅっこつ

時間のきわめて短いさま。たちまち。にわか。

【粗忽】そこつ

  1. 言動に落ち着きがないこと。そそっかしいこと。「粗忽(もの)
  2. 不注意で起こすあやまち。そそう。「粗忽をわびる」

忽震盪】ひょうこつしんとう

素早く揺り動かすこと。
「飄忽」はあわただしいさま、急なさま。「震盪」はふるえ動く、揺り動かすこと。
「震盪」は「震」とも書く。

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