【旦】 5画 (1)  準1級


[音] タン
  ダン
[訓] あした
   

《意味》

あした。あさ。あけがた。

【旦】あした

日の出る頃。夜明け。明け方。「朝」「夕」「暮」

【旦日】たんじつ

  1. あくる日。あした。また、明朝。
  2. 夜明けの太陽。

【旦夕】たんせき

  1. 明け方と夕方。朝も晩も。始終。旦暮。
  2. 今日の夜か明日の朝かというほどに事態が切迫していること。旦暮。
    (めい)旦夕に迫る」

【旦那】だんな

  1. 商家などの男主人。
  2. 他人や自分の夫。
  3. 商人などがひいきにしてくれる男の客を呼ぶ語。また、俗に目上の男性を呼ぶ語。

【一旦】いったん

  1. 一時的に。ひとまず。
  2. ひとたび。一度。
  3. 仮定の条件を提示する。もし~となれば。

【一旦緩急】いったんかんきゅう

ひとたび緊急事態が起こったとき。いざというとき。
「一旦」はある朝、またある日。「緩」に意味はなく、「緩急」は緊急事態の意。
「一旦緩急有れば」

【元旦】がんたん

元日の朝。元朝。また、一月一日。元日。

【月旦】げったん

  1. 月のはじめの日。ついたち。
  2. 「月旦評」の略。

【月旦評】げったんひょう

人物批評。しなさだめ。
後漢の許劭(きょしょう)が毎月一日に人物評をしたという故事から。

【歳旦】さいたん

  1. 一月一日の朝。元旦。また、元日。
  2. 新年。

【早旦】そうたん

朝の早いうち。早朝。早天。

弋待旦】ちんかたいたん

戦いの備えを怠らないこと。
(ほこ)(まくら)にして眠り、朝になるのを待つ意。眠っているときでも戦争準備の心がけをしていることのたとえ。
(ほこ)(まくら)にして(あした)を待つ」が書き下し文。
枕弋寝甲(ちんかしんこう)

旦】ばたん

オウム目オウム科のコバタン・キバタン・オオバタンらの鳥。飼い鳥として人気のある種が多いが、原産地では絶滅が危惧される種もある。

はたんきょう

  1. 「アーモンド」の別称。
  2. スモモの一品種。果実の先がとがり、たかのくちばしのようになったもの。赤く熟すと裂けて甘い。

【文旦】ぼんたん

「ザボン」の別名。ぶんたん。
Wikipediaブンタン

金文の字形によると、雲上に日が半ばあらわれる形。

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