8画 (5)  準1級

基本字【怜】


[音] レイ
[訓] さと

《意味》

さとい。かしこい。

【怜い】さとい

理解が早い。さとりがよい。かしこい。

【怜悧】れいり 

賢いようす。利口なようす。
聡明(そうめい)
俐」とも書く。

《字源》

声符は「令(れい)で、「令」は人が礼冠をつけ、(ひざまず)いて神意を聴く形。
その神意をさとることを「怜」という。
「令」の甲骨文字。

《字体》

つくりの「令」は、漢隷のころよりの形が主流。
「令」の字体で書かれたものはほとんどなく、清の『康煕字典』に正字とされた字体(説文篆文準拠の字体)。
手書きの楷書では、常用漢字通りと書くのが一般的で、それを含む」「伶」「」「なども同様。

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