9画 (6) 準1級

異体字【恢】


[音] カイ
[訓] おおきい
ひろ

《意味》

  1. ひろい。おおきい。「恢恢」
  2. かえる。もどる。「恢復」
「回」に書き換えられるものがある。

【恢恢】かいかい

大きくて広い様子。またゆったりしている様。
「天網恢恢疎にして漏らさず」

【恢・恢かいこう 

ひろく大きい。
また、ひろめる。ひろまる。広げて盛んにする。
制度・事業などに用いる。
「教育を恢弘する」

【恢復】かいふく

ある(悪い)状態のものが、もとの(良い)状態になること。また、もとの(良い)状態にすること。
「回復」に書き換えられる。

【恢い】ひろい

中があいていて大きい。志が大きい。また、心が広い。

【天網恢恢疎にして漏らさず】てんもうかいかいそにしてもらさず

天は正しく人を見ていて、悪人には必ず悪の報いがあるということ。
天の網の目は粗いようにみえるが、悪事をしたものは必ずとらえて逃すことはない意。
略して四文字熟語で「天網恢恢」ともいう。

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