【宏】 7画 (4)  準1級


[音] コウ
[訓] ひろ
おおきい

《意味》

ひろい。大きい。すぐれている。
「広」が書き換え字。

【宏遠】こうえん

物事の規模などが広く大きいようす。
「思慮宏遠」
「広遠」とも書く。

【宏壮】こうそう

建物などの広く立派なさま。
「宏壮な邸宅」
「広壮」に書き換えられる。

【宏大】こうだい

場所・気持ちなどが広くて大きなようす。
「宏大な土地」
「広大」に書き換えられる。

【宏大無辺】こうだいむへん

とてつもなく広く大きいさま。
「宏大無辺な心」
「宏」は「広」「洪」とも書く。

【宏図】こうと

将来の事まで見通しを立てた、規模の大きな計画。
「宏謨」
「洪図・鴻図」とも書く。

【宏漠】こうばく

広々として果てしないさま。
「宏漠とした草原」
「広漠」とも書く。

【宏謨】こうぼ

大きなはかりごと。
「宏図」
「洪謨・鴻謨」とも書く。

【宏量】こうりょう

細かい事にこだわらず気持ちが大きいこと。度量が広いこと。
「宏量な人物」
「雅量」「狭量」
「広量」とも書く。

【宏い】ひろい

規模や人物の器などが大きくて深い。

宏】かいこう

ひろく大きい。
また、ひろめる。ひろまる。広げて盛んにする。
制度・事業などに用いる。
「教育を宏する」
」とも書く。

《字源》

声符は「厷(こう)
「厷」は右手で弓を引くときなどの、(ひじ)を張った形。
弘大の意がある。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】