【芥】 7画 (4) 準1級


[音] カイ
[訓] からし
  あくた
  ちいさい

《意味》

  1. からしな。アブラナ科の二年草。また、からし。
  2. あくた。小さいごみ。ちり。
  3. 微細なもの。つまらぬもの。

【芥】あくた

ごみ。ちり。くず。

【芥蔕】かいたい

  1. ごくわずかなこと。
  2. わずかなわだかまり。心配事などがあって気持ちがすっきりしないこと。

【芥子・芥】からし

からしなの種子をひいて粉にしたもの。黄色で辛みがある。

【芥子菜・芥菜】からしな

アブラナ科の越年草。種子を香辛料・薬用とする。
Wikipedia芥子菜

【芥子】けし

ケシ科の二年草。
未熟な果実から阿片ができる。
Wikipediaケシ
」とも書く。
「からし」と読めば別の意になる。

【芥子粒】けしつぶ

ケシの種。
非常に小さいものにたとえる。

【芥虫】ごみむし

ゴミムシ科の甲虫の総称。
Wikipediaゴミムシ
芥虫」とも書く。

芥】けいがい

シソ科の一年草。発汗・解熱・止血などの薬とする。

【小芥子】こけし

東北地方特産の郷土玩具の一つ。円筒形の胴に丸い頭がついている木製の人形。
Wikipediaこけし

芥】じんかい

  1. ちりあくた。ごみ。
  2. つまらないもの、軽いもののたとえ。

【唐辛子】とうがらし

ナス科の一年草。また、その果実。秋に紅熟する果実は辛味が強く、乾燥して香辛料・薬用にする。
「唐芥子・椒」とも書く。

【雛芥子】ひなげし

ケシ科の一年草。
観賞用として栽培される。美人草(ぐびじんそう)
Wikipediaヒナゲシ
「雛」とも書く。

《コメント》

「ごみ」と訓読みする場合もありますが、『漢字必携一級』『漢検 漢字辞典』にこの読みは載っていません。

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