【咳】 9画 (6) 準1級


[音] カイ
ガイ
[訓] せき
 
しわぶき
しわぶ

《意味》

  1. せき。しわぶき。せきをする。せき。
  2. わらう。幼児がのどを詰まらせてわらう。「孩」

【咳がいえい

ようやく笑いはじめたころの幼児。

【咳気】がいき 

せきをすること。また、せきの出る症状。風邪。
「がいけ」とも読む。

【咳嗽】がいそう 

せき。しわぶき。

【咳がいだ 

  1. せきばらいの声。
  2. 目上の人の言葉を敬っていう語。
《咳珠を成す》がいだたまをなす 
ちょっと口をついて出た言葉も、珠玉のような美しさがある。詩文の才がきわめて豊かなことをいう。
また、権勢が盛んなさま。
咳唾成珠(がいだせいしゅ)」ともいう。

【咳く】しわぶく 

せきをする。せきばらいをする。

【咳】せき 

のどや気管の粘膜が刺激をうけたときなどに、肺の中の空気が急激にはき出される現象。しわぶき。

【咳く】せく 

せきをする。しわぶく。

咳】けいがい 

  1. せきばらい。しわぶき。
    「謦」も「咳」もせきの意。
  2. せいたり談笑したりする日常の暮らし。
咳に接する》けいがいにせっする 
尊敬する人の話を直接聞く。直接、お会いする。
「謦咳に触れる」ともいう。

【労咳】ろうがい 

肺結核のこと。
「癆痎」とも書く。

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