【】 16画 羽(10) 準1級
同字【】
[音] | カン |
[訓] | ふで |
ふみ | |
てがみ | |
とぶ | |
みき |
《意味》
3.の中には「簡」に書き換えられるものが多い。
【翰苑】かんえん
「苑」は物事の集まる場所の意。
【翰藻】かんそう
詩・文章のこと。
「藻」は言葉のあや。
【翰墨】かんぼく
【翰林】かんりん
【翰林院】かんりんいん
【翰】ふで
【手翰】しゅかん
自筆の手紙。書簡。書状。
「手簡」に書き換えられる。
【書翰】しょかん
手紙。書状。
「書簡」に書き換えられる。
【朶翰】だかん
他人から来た手紙の敬称。
「朶雲」
【約翰】ヨハネ
ヨハネ。イエス-キリストの十二弟子の一人。イエス昇天後、エルサレムのキリスト教会を指導した。後世、ヨハネ福音書・ヨハネ黙示録の著者とされる。
Wikipedia「ヨハネ」
《字源》
声符は「倝(かん)」。
「倝(かん)」は高い旗竿に吹き流しがなびく形。
「翰」は高く飛ぶ意に用いる。羽・筆毛の意にも用いる。
「倝」を部分として持つ字に「幹」「斡」「乾」「韓」「戟」などがある。
《字体》
「羽」の部分について、唐代の楷書から「」の形で書かれていて、「」の形で書かれたものは見受けられない。
手書きの楷書の場合、「」と書く方が運筆の面からも自然。