【紘】 10画 (4)  準1級


[音] コウ
[訓] おおづな
ひろ

《意味》

  1. ひも。冠のひも。
  2. つな。おおづな。張り渡したつな。
  3. 広く大きい。」「」「広」


【八紘】はっこう

国の四方(東・西・南・北)と四隅(東北・北西・西南・南東)の果て。八方。地の果て。天下。

【八紘一宇】はっこういちう

天下を一軒の家のように統一すること。
「八紘」は天地八方、隅々まで。「宇」は大きな屋根で覆われた家。
第二次大戦中、日本の海外侵略を正当化するための標語として使われた語。

《字源》

声符は「厷(こう)
「厷」は右手で弓を引くときなどの、(ひじ)を張った形。
「紘」の篆書。

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