【蛭】 12画 (6) 準1級


[音] シツ
  テツ
[訓] ひる
   

《意味》

環形動物の一種。池・沼・水田などにすむ。

【蛭子】えびす

七福神の一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣(かりぎぬ)指貫(さしぬき)風折(かざおり)烏帽子(えびす)をつけ、右手に釣りざおを持ち、左わきに鯛をかかえている。古くは豊漁の神。
Wikipediaえびす
「恵比・恵比寿・」とも書く。一般に「恵比」と書くことが多い。

【蛭】ひる

ヒル類の環形動物。池・沼・水田などにすむ。
吸盤を持ち、他の動物に吸い付いて血を吸う。
Wikipediaヒル
《蛭に塩》ひるにしお
苦手な人の前で恐れ入って縮みあがるようすのたとえ。
また、弱りこんで足腰が立たないようすのたとえ。
蛞蝓(なめくじ)に塩」「青菜に塩」

【蛭木】ひるぎ

ヒルギ科の常緑樹の総称。熱帯海岸湿地のマングローブを構成する。
Wikipediaヒルギ科
「漂木」「紅樹」とも書く。

【蛭子】ひるこ

日本神話で、伊弉諾(いざなぎ)伊弉冉(いざなみ)の間に生まれた第一の子。3歳になっても足がたたないので舟に乗せて海に流したという。中世以後、恵比信仰と結びついて尊崇された。
Wikipedia蛭子

【蛭巻】ひるまき

(やり)長刀(なぎなた)の柄、刀のつかなどを、(とう)または銀で間隔をあけて巻いたもの。
ヒルが巻き付くようであることから。

【蛭蓆】ひるむしろ

ヒルムシロ科の多年草。池や水田に群生。蛭藻(ひるも)
Wikipediaヒルムシロ

【肝蛭】かんてつ

扁形動物吸虫綱の寄生虫。家畜に被害を与え,まれに人間にも寄生する。
Wikipedia肝蛭

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