[音] | ボク |
モク |
[訓] | やわらぐ |
《意味》
【穆清】ぼくせい
【穆然】ぼくぜん
【穆実】ぼくじつ
性質がおだやかでまじめなこと。
「穆実な青年」
【穆穆】ぼくぼく
【穆爾】ムーア
トーマス・ムーア。1779年~1852年。アイルランドの詩人。アイルランドの心情をうたった抒情詩が知られる。「名残のばら」(邦題「庭の千草」)を含む「アイルランド歌曲集」など。
【輯穆】しゅうぼく
人々をあつめて仲よくさせること。
【清穆】せいぼく
清らかで安らかなこと。手紙で、相手の健康・幸福をいうことば。
「ご清穆の段お喜び申し上げます。」
【和穆】わぼく
《字源》
字全体が、稲が実って穂を垂れ、その実が熟してはじけようとする形。
それを人の性質まで意味を広げて「穆実」の意としている。
稲の花を表す字が「秀」、実って熟すると「穆」、その稲の実がやがて落ちて残った殻が「禿」。
:「穆」の金文。左右反転すると現在の字形になる。