同字【】
[音] | シャク |
[訓] | やく |
あきらか | |
あらたか | |
やいと |
《意味》
【灼】あらたか
神や仏の霊験や、薬の効き目が明らかにあらわれているようす。
「このお札は霊験灼だ」
【灼然】いやちこ
非常に、明らかなようす。特に、神仏の霊験の著しいようす。あらたか。
「霊験灼然」
【灼灼】しゃくしゃく
【灼然】しゃくぜん
【灼熱】しゃくねつ
【灼骨】しゃっこつ
亀甲・獣骨などを焼き、その亀裂によって吉凶を占う方法。古くは中国で用いられたが、日本でも弥生時代には行われていた。卜骨。
【灼く】やく
【赫灼】かくしゃく
赤々と、光り輝くこと。
「太陽が赫灼と昇る」「赫灼たる勲功」
【薫灼】くんしゃく
【焼灼】しょうしゃく
焼くこと。焼けること。特に、外科で、薬品・電気で病組織を焼く治療法。
【焚灼】ふんしゃく
《字体》
「勺」の部分は「」と、中を「丶」で書くのが、手書きの楷書では一般的。
「勺」を含む「杓」「酌」「約」なども同様。