【寵】 19画 宀(16) 準1級
[音] | チョウ |
[訓] | めぐむ |
めぐみ | |
いつくしむ |
《意味》
【寵愛】ちょうあい
上の人が下の者を非常にかわいがること。
「寵愛を受ける」
《寵愛昂じて尼にする》ちょうあいこうじてあまにする
かわいがるのも度が過ぎれば本人のためによくないことのたとえ。
親が娘をかわいがりすぎていつまでも嫁にやらず、ついには嫁の貰い手がなくなって尼にするようになる意から。
【寵姫】ちょうき
君主・諸侯などに特に寵愛されている侍女。「愛妾」
【寵児】ちょうじ
【寵妾】ちょうしょう
気に入りのめかけ。「愛妾」
【寵辱】ちょうじょく
【寵臣】ちょうしん
気に入りの家来。
【恩寵】おんちょう
神や君主のめぐみ。いつくしみ。
キリスト教ではgraceの訳語として「恩寵」「恩恵」を用いる。
【巾箱之寵】きんそうのちょう
箱に入れて常に傍らに置き、離すことのできないもののたとえ。
「巾箱」は側に置いて書物などを入れる布張りの小さな箱。手文庫の一種。
【君寵】くんちょう
主君にかわいがられること。主君の寵愛。
「君寵をほしいままにする」
【高軒寵過】こうけんちょうか
貴人の来訪のこと。
「高軒」は他人の車に対する敬称。
【天寵】てんちょう
天のめぐみ。また、天子の恩愛。