【醯】 19画 酉(12) 1級
[音] | ケイ |
[訓] | す |
すづけ | |
しおから |
《意味》
【醯醢】けいかい
【甕裏醯鶏】おうり(の)けいけい
見識が狭く世間知らずのたとえ。
「醯鶏」は糠蚊の一種。酒・酢などを入れた甕の中にわく醯鶏の意。
孔子が老子と会見したのち、顔回に、自分はあの醯鶏のようにつまらぬ者だと語ったという故事から。
「甕裏」は「甕裡」、「醯鶏」は「醯雞」とも書く。
《字源》
「粥(しゅく)」の異体字「」の省略形+「酉」(「酒」の省略形)。
粥と酒をまぜて、酸を作る。