【醢】 17画 (10) 1級


[音] カイ
[訓] ひしお
ししびしお
しおから

《意味》

ひしお。肉のしおから。骨を抜いた肉を(こうじ)・塩・酒などにつけたもの。ししびしお。

【醢醬品】かいしょうひん

塩辛・魚醬(ぎょしょう)などの総称。

【醢汁】しょっつる

調味料の一つ。秋田特産の魚醬油(うおじょうゆ)。ハタハタ・イワシなどの塩漬けを発酵させてとった汁。
「醢汁鍋」
「塩汁」とも書く。

【醢】ひしお

塩漬けの肉や塩辛。肉びしお。
「ししびしお」とも読む。

醢】けいかい

  1. 酢と、ししびしお。
  2. 酢であえた塩魚。

《字源》

籀文の字形は、肉を塩の中に入れて貯蔵(塩漬け)する形。
籀文の字形を楷書体化した形は
「有」は手で「肉(月)」を持つ形。「皿」で、塩が入った器を表している。
「醢」の籀文。

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